苦しくならない片付けの話

敷物を手放す選択──50代から始めるシンプルライフの第一歩

投稿日:2024-11-15 更新日:

「敷物を捨てるなんて寒そう」「部屋が殺風景にならない?」そんな疑問を抱く方も多いでしょう。しかし、ミニマリストの生活を追求する中で、私にとって敷物は不要なモノの一つになりました。この記事では、敷物を手放した理由やそのメリット・デメリット、そして私自身の工夫についてお話しします。

敷物を捨てた理由──アレルギーと手間からの解放

私が敷物を手放した一番の理由は、アレルギー体質でした。布製品やウレタン製の敷物は埃が溜まりやすく、掃除を怠ると体調に悪影響を及ぼします。さらに、敷物があることで掃除の手間も増え、気がつけば部屋全体がなんとなく不衛生な印象に。

これらのデメリットに気づいたとき、「本当に必要なものなのか?」と問い直し、手放す決断をしました。

敷物を手放すメリット

1. 掃除が簡単になる

敷物があると埃や汚れがその下に溜まりがちです。敷物を取り払ったことで、掃除機や拭き掃除がスムーズになり、部屋全体が清潔に保てるようになりました。

2. アレルギーの軽減

埃やダニが発生しやすい敷物をなくすことで、アレルギー症状が軽減され、健康的な生活を送れるように。

3. 部屋が広く見える

敷物をなくすと床が見える面積が増え、視覚的にも部屋が広く感じられます。これがシンプルライフの大きな魅力の一つです。

4. 運動の機会が増える

定期的な拭き掃除が日常的な運動になります。50代になると特に体を動かす機会が減りがちなので、適度な運動習慣としても効果的です。

 

敷物を捨てるデメリットと対策

もちろん、敷物を捨てることで感じる不便もありました。しかし、それらは工夫次第で乗り越えられるものばかりです。

デメリット1:寒さを感じる

敷物がないと冬場に床からの冷えを感じることがあります。私は以下の方法で対応しています:

  • 厚手の靴下を履く
    断熱効果の高い靴下を選び、足元を温めます。
  • エアコンや暖房器具を活用
    効率よく部屋全体を暖めることで、床の冷たさが気にならなくなります。
  • 体を温める食事を摂る
    温かいスープやしょうが入りの飲み物を日常的に取り入れ、内側から温まる工夫をしています。

デメリット2:見た目が寂しい

敷物がないと部屋が味気なく感じることもありますが、観葉植物壁掛けのアートなどでアクセントをつけることで解決できます。床をシンプルに保つ分、インテリアで個性を出すことができます。

 

ミニマリスト流、敷物なしで快適に過ごす工夫

敷物を手放す生活では、日常的な清掃が欠かせません。その一方で、それが生活の質を上げる要因にもなっています。

1. こまめな掃除

埃が床に直接溜まるため、掃除機をかける頻度が増えました。また、雑巾での拭き掃除も習慣にしています。これにより、部屋が常に清潔で快適に保たれています。

2. 換気の徹底

掃除の際には必ず窓を開けて換気を行い、部屋の空気も新鮮に保つように心がけています。

3. 運動を兼ねる

拭き掃除をすることで、自然と体を動かす機会が増えました。特に冬場は体を温めるためにも掃除を積極的に行うようにしています。

 

敷物を捨てるか迷っている人へ

「敷物がない生活なんて無理」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際に手放してみると、思った以上に快適であることに気づくはずです。
特に50代は、生活の見直しをする絶好のタイミングです。自分の体質やライフスタイルに合った選択をすることで、日常の質が格段に上がります。

 

まとめ:敷物を捨てて手に入れるシンプルライフ

敷物を手放すことは、私にとって単なる物理的な断捨離以上の意味がありました。それは、掃除の手間を減らし、アレルギー症状を軽減し、生活の効率を高める選択でした。そして何より、「本当に必要なモノ」について改めて考える機会となりました。

寒さや見た目の問題も工夫次第で解決可能です。敷物がない生活は、健康的でシンプルな暮らしを実現する一歩になるでしょう。

あなたもぜひ、自分にとって必要なモノを見直し、シンプルライフを楽しんでみてください。

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